電気火災予兆検知の研究に関する協定締結式について

習志野市、東京電力パワーグリッド株式会社（以下、東電PG）、国立大学法人静岡大学（以下、静岡大学）、国立大学法人長岡科学技術大学（以下、長岡技科大学）は、本日、「宅内IoT機器を活用した電気火災予兆検知の研究に関する協定」を締結いたしました。

今回の研究は、総務省消防庁の「令和5年度消防防災科学技術研究推進制度^※1に東電PGが研究代表機関として応募し採択を受けたものであり、電気火災の一因とされる「トラッキング」^※2を対象とした電気火災予兆検知技術の実用化を目的に、2023年6月〜2025年3月の間、習志野市をフィールドとして、長期継続的なデータ収集を行い、電力データの活用による宅内電気火災予兆検知を行うものです。

習志野市ならびに東電PG、静岡大学、長岡技科大学の4者は、本研究を通じ、宅内IoT機器を活用した電気火災予兆検知技術の実用化を目指してまいります。

※1消防防災分野の研究開発における競争的資金制度で、消防庁の重点開発目標の達成や重要施策の推進のため、消防研究センターにおける直接研究や消防庁の調査検討事業に資する研究開発課題を委託するもの。

※2電気コンセントのプラグ間にホコリが溜まり、空気中の湿気を吸収することで、漏電し発火する現象。