このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
習志野市 未来のために〜みんながやさしさでつながるまち〜習志野
サイトメニューここまで

本文ここから

環境問題を身近な課題として捉えるためには【11月29日更新】

更新日:2016年11月29日

〜機構改革後、最初の予算編成作業に当たって〜

 前回から2カ月近くが経過してしまいました。
 それにしても寒くなってきました。街路樹の葉もあらかた落ち、朝、雨戸を開けると、日の出の時刻がどんどん遅くなっていることを実感します。近所の窓から漏れる明かりをちらっと見て、その部屋の住民は夜を徹して何かに取り組んでいたのか、私より早起きして仕事に出る準備に忙しい時間を過ごしているのか、と様々想像してしまいます。今年は夏が長く続き、そしていきなり冬が到来してしまったようで、景色を愛でる間もなく、何か損をしたような気分になります。


鷺沼西跨線橋から

平成29年度予算編成に当たって

 さて、前回のこのコーナーから今日までの間、私たちは日々の業務をこなしてきたことは勿論、平成27年度決算認定のための決算特別委員会を終え、平成29年度当初予算の編成作業に着手しました。特に、平成29年度予算は、昨年度までの都市整備部と環境部が統合して初めての予算編成になります。組織がひとつになったばかりでなく、施策面においても都市整備分野と環境分野が一体化したことを示さなければならないと思っています。
 とは言え、これまで両分野(組織)が全く異なる方向を向いて仕事をしてきた訳ではありません。例えば下水道の整備は、生活環境を整えるのは当然ですが、最終的には処理水が排出される河川や海の水質を守ろうという大目的がありました。道路の整備も利便性や安全性を追求するとともに、できる限り渋滞に起因する大気汚染を抑えようという目的も持っています。建築確認などの分野においても、環境に配慮した建築物が審査対象となるのが当たり前という制度になっています。
 「都市化が環境を破壊する」と、一様に開発が否定的に捉えられる時代もありましたが、既に「持続可能な開発」という理念が国際的に一般化しています。この理念は「環境と開発(都市)を、互いに反するものではなく共存し得るものとしてとらえ、環境保全を考慮した節度ある開発が可能であり重要であるという考え(習志野市環境基本計画10ページに掲載)」で、1992年(平成4年)の国連地球サミットでは、中心的な考え方として、「環境と開発に関するリオ宣言」や「アジェンダ21」に具体化され、翌1993年(平成5年)に制定された日本の環境基本法でも、第4条等において、循環型社会の考え方の基礎となっています。ちなみに、その条文を引用すると「環境の保全は、社会経済活動その他の活動による環境への負荷をできる限り低減することその他の環境の保全に関する行動がすべての者の公平な役割分担の下に自主的かつ積極的に行われるようになることによって、健全で恵み豊かな環境を維持しつつ、環境への負荷の少ない健全な経済の発展を図りながら持続的に発展することができる社会が構築されることを旨と…(一部略)…して、行われなければならない。」となっています。

身近でリアルな環境問題から始める

 環境分野の中でも公園の整備やごみの問題などは、誰でも身近に感じられます。公害は発生すれば生活に大きな影響を及ぼします。ただ、「地球温暖化対策」というと、国際的な課題であること、国家レベルでも取り組みが行われていることは理解できても、習志野市という面積が僅か20.97平方キロメートルの自治体に、そこに住む市民に何ができるのか、と立ち止まってしまうのではないでしょうか。昨年12月にCOP21で採択された「パリ協定」とか、「日本の批准が遅れた」と国際的な動きが大きく報じられる中、逆に地球温暖化の問題が「自分の生活からは縁遠い問題」と捉えられてしまわないか、少し心配になります。
 しかし、11月4日に放送されたNHKの「時論公論」によれば、「CO2など温室効果ガスの増加で、地球の平均気温は上がり続け、世界各地で異常気象が頻発しています。今後、世界が、厳しい対策を取らなければ、地球の平均気温は2100年で、最大4.8度上昇し、大規模な被害が世界中で起こる」ということでした。私たち一人一人が「厳しい対策」に努めなければならないことに変わりはないのです。
 本市の「地球温暖化対策地域推進計画」の実績報告については、このホームページに掲載していますのでご覧いただきたいのですが、2013 年度(平成25 年度)の家庭1 世帯当たりの二酸化炭素排出量は5.22 トンで、2005 年度(平成17年度)の5.02 トンから約4.0%増加しており、目標値の10%削減はできませんでした。その要因は、1 世帯あたりの電力消費量は年々低下する一方、電力の二酸化炭素排出係数、つまり電気の供給1kWh 当たりにどれだけの二酸化炭素を排出しているかを示す数値が2005 年度に比べ約44.3%増加したことです。東日本大震災以降のエネルギー供給政策の影響が主たる理由ですから、個人の努力はなかなか反映されませんが、だからこそ「私たち一人一人が『厳しい対策』に努めなければならないこと」が理解できます。
 環境問題を身近なものとして捉えられる工夫は、今後も続け、更に強化していかなければなりません。単に高邁な理念や難しい数値を示すばかりでなく、市民の皆さんの日々の生活、活動から始められる地球温暖化の試みにどのようなものがあるか、情報を発信し、訴えていきたいと思います。

問い合わせ先

このページは各部局長が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号
電話:047-451-1151 FAX:047-453-9313

本文ここまで


以下フッターです。

習志野市

窓口案内・連絡所

〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号
電話:047-451-1151(代表) ファクス:047-453-1547
開庁時間:平日午前8時30分から午後5時(祝日、年末年始を除く)
法人番号6000020122165
Copyright © Narashino City. All rights reserved.
フッターここまでページトップへ戻る