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習志野市 未来のために〜みんながやさしさでつながるまち〜習志野
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変わるものと残すもの【10月5日更新】

更新日:2016年10月5日

〜都市は変貌する宿命にあるものの……〜

 9月議会が閉会し、気づくと随分日が短くなりました。時折暑い日はありますが、日差しに盛夏の勢いはなく、少し色づいた葉を目にし、虫の音を聞いていると秋になったことを実感します。
 それにしても今年の夏から9月にかけては、実に雨が多かったですね。習志野市で浸水などの被害が発生しなかったことは幸いでした。しかし、全国的に見ると台風の爪痕はあまりにも大きく、被害に会われた方や被災自治体の関係職員の皆さんは、筆舌に尽くし難いご苦労をされていることと思います。被災された皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方に衷心より哀悼の意を表します。

家財を処分してみて

 今回は少々身辺雑記風な内容になることをお許しください。
 八月の新盆供養を終えたことから、九月の半ば、思い切って亡くなった両親の遺品をあらかた整理しました。箪笥やたくさんの衣類など、とても個人で一気に処分できる量ではなかったので専門業者にお願いしましたが、作業が終わって改めて家内を見渡してみると、一部屋はガランとしてしまい、夕陽が差し込むと侘しさが募ってきます。
 しかし、そんな感慨よりも、私の頭の中の多くの部分を支配したのは処分したものの行先でした。箪笥などの家具類は、まだまだ使用に耐えるものが殆どでしたし、衣類もものによっては古着として商品になりそうなものが多くありました。多分引き取った業者は分別したうえで有効に活用されるように取り計らってくれるだろう……、との思いで、かすかな後ろめたさを埋め合わせました。
 部屋の中が殺風景になって、まず目につくのは畳の色です。当たり前のことですが、表に出ていた部分は色あせ、所々毛羽立つ一方、家具の下になっていた部分は真新しかった頃の緑を残しています。これだけのコントラストが明らかになると、あちこち生じてきたドアや雨戸の不具合と合わせ、築30年近くという時の長さが実感されます。いつの間にか古くなった家。気が付けば、隣近所でも建て替えられた家の方が多くなっていて、開発による分譲も進んでいます。私自身、計画している訳ではありませんが、世間一般では、このような状況からリフォームや建替え、あるいは売却ということになるのでしょう。

変わるものと残すもの

 毎日目にしている地域では、余程大きな開発や幹線道路の整備でも行われない限り、日に日に景観が変化していくことはありません。変化していても、その変化になかなか気づきにくいものです。しかし、久しぶりに訪れた親戚などの目には、大きな変化、劇的な変化と映るでしょう。人口減少社会が現実のものとなって、既に何年も経過していますが、習志野市ではまだまだ戸建て住宅やマンションが多く新築されています。都市の姿は刻々と変化しています。
 その変化をもたらす要因には様々なものがありますが、経済的価値を多く生み出し、またそれを享受する人が多く行き交う都市の宿命として、私たちは変化を受け入れざるを得ません。都市は都市として生き続ける限り日々刻々変貌し、完成を見ることはないのです。ただし、日本の都市は、全体的にみるとその変化があまりにも早い気がしますが……。
 その一方で、私たちが次代に残すべきものがある筈です。習志野市において、それは何でしょうか。生活の利便性、身近にある優れた自然環境、子育てや教育の施策、中には、ご自宅の近所の公園にある大きな樹を切らずに守ってほしい、と願っている方もいらっしゃるでしょう。私が徒歩でハミングロードを通勤経路としていた若い頃、人参畑と遠方のビルが共存する風景に「田園都市」という言葉が自然に浮かんできました。自然環境と上手に共生する都市であり続けることが、習志野市にとって望ましいのではないか、とも思ったものです。

旧習高グラウンドにて

 私は、先に「都市の宿命として、私たちは変化を受け入れざるを得ません」と書きましたが、行政の仕事は総ての変化を無条件で受け入れるのではなく、「習志野市はこうあるべき」の方針のもとでブレーキを踏み、あるいは方向転換を求めることも時には必要でしょう。都市のダイナミズムを失うことなく、習志野市らしさを残し伝えていくこと。アクセルとブレーキの操作の加減を上手に采配すること。習志野市は次の段階に跳躍すべき時期を迎えているような気がします。

 ガランとなった部屋を眺めつつ思ったことから、とりとめのない話になってしまいました。次回以降は、もう少し具体的なテーマに絞ってお話したいと思います。

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