金環日食鑑賞会

更新日:2022年09月29日

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 平成24年5月21日(月曜)早朝、日本の広い範囲で「金環日食」が観測され、世紀の天体ショーを一目見ようと多くの方が空を見上げました。
 金環日食は、太陽の上を月が通過し、月の周囲から太陽の光が漏れて環状に輝く現象で、首都圏で観測できるのは173年ぶりであり、習志野市では茜浜緑地を会場として「金環日食鑑賞会」を開催しました。
 金環日食を鑑賞する際は専用のグラスが必要なことから、当日無料配布されたグラスを求めて早い人は朝5時から並んでおり、用意していた200個もあっという間に配布終了。鑑賞会の前から多数のメディアに取り上げていただいた影響もあり、早朝にも関わらず約1,500人が会場に集まりました。

金環日食を見るために芝生の上に座っているたくさんの参加者の写真

1,500人が来場

椅子に座って空を見上げている大勢の参加者の写真

会場は東京湾が一望できる茜浜緑地

金環日食の幟旗を持って応援に駆け付けたチーバくんの写真

チーバくんが応援!

晴れを祈る手作りのてるてる坊主の写真

てるてる坊主も応援!

 当日は、空一面が雲で覆われ、わずかなすき間から太陽の光が射し込むあいにくの天候。それでも日食鑑賞用グラスを片手に、1,500人が期待に胸をふくらませ空を見上げました。
 皆が天に祈る中、日食の最大時刻である午前7時34分、雲のすき間から光のリングが薄らと浮かび上がると、「見えた!!」と大きな歓声が上がりました。

リング状になった太陽の写真

茜浜から見えた太陽のリング(写真提供:広報まちかど特派員 佐藤清志さん)

金婚式お祝いセレモニー 〜習志野きんこんかん記念日〜

 また、会場では“金環”と“金婚”をかけて、今年、結婚50周年の「金婚式」を迎えるご夫婦19組を招き、「金婚式お祝いセレモニー 〜習志野きんこんかん記念日〜」を開催しました。
 セレモニーでは宮本市長から「燃え上がる太陽の指輪のように、これからも熱く熱く二人の絆を深め、いつまでもご夫婦の輪を大切にお過ごしください」とお祝いの言葉があり、金環日食をイメージした特製ブーケを贈呈し、参加者1組ずつと記念撮影を実施。バイオリンデュオ「R&B」の優雅な演奏で雰囲気を盛り上げ、最後はシャボン玉とフラワーシャワーの中退場されました。

金婚式を迎えた夫婦と市長が一緒に記念撮影を行っている金婚式セレモニーの様子の写真

記念撮影

贈呈された赤色の花束で作られた特製のブーケの写真

特製ブーケ

バイオリンデュオ「R&B」の2人組の女性がヴァイオリン演奏を行っている様子の写真

ヴァイオリンデュオ「R&B」の演奏

祝福のフラワーシャワーを浴びながら歩いている夫婦の写真

フラワーシャワー

 173年ぶりの奇跡に、ご参加された方からは「心に残る思い出深い金婚式となった」と感想をいただきました。
 お二人の永遠のリングがいつまでも光り輝き続けますように。

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