平成30年度 男女共同参画週間事業を開催しました
更新日:2018年11月9日
見つめてみよう!私たちの働き方〜仕事・家庭・地域の調和(ハーモニー)〜
平成30年7月29日(日曜)に、市庁舎グランドフロア会議室で平成30年度習志野市男女共同参画週間事業を開催しました。この事業は、習志野市男女共同参画推進団体などで構成する運営委員会と市との協働により開催しています。
今年度のテーマは「見つめてみよう!私たちの働き方〜仕事・家庭・地域の調和(ハーモニー)〜」です。
「男性はこうあるべき」「女性はこうあるべき」といった意識の面について今までとは違う視点から考察し、参加者が自身の生き方・働き方を見つめなおすこと、多様性のある社会をつくることをねらいとして、第1部講演会、第2部パネルディスカッションの2部構成でシンポジウムを行いました。
第1部 講演会
男性も家に帰ろう〜誰もが生きやすい社会に〜
講師
田中 俊之(たなか としゆき)さん
大正大学心理社会学部人間科学科准教授
田中さんは社会学、男性学、キャリア教育論を主な研究分野とし、男性学の第一人者としてメディアなどでも活躍されています。「男性学」とは、男性だからこそ抱える悩みや葛藤を対象にした学問です。
講演では、男性自身が被っている「男性」という生き方について説明し、性別が自分の生き方にどう影響を与えているかを、男性と女性のお互いが知り合うことが重要であるとお話しされました。
また、社会が変わる=多様な価値観を認める社会をつくるためには、相手に対する敬意をもとにした「積極的寛容」が必要であるとお話しされました。
第2部 パネルディスカッション
違いを認めフォローしあう社会へ
パネリスト
田中 俊之(たなか としゆき)さん 同上
金子 麻由子(かねこ あゆこ)さん 習志野ワーキングマザーの会代表
コーディネーター
朝倉 暁生(あさくら あけお)さん 東邦大学理学部生命圏環境科学科教授
第2部では、パネリストに金子さん、第1部で講演いただいた田中さん、コーディネーターとして朝倉さんにご登壇いただき、「違いを認めフォローしあう社会へ」というテーマで、パネルディスカッションを行いました。
これからの働き方、生き方について、参加者の方々の意見や質問を交えながら、さまざまな視点から議論がなされました。
シンポジウムを終えて
参加者アンケートでは、「男女の共同参画社会を実現するには、男性の“働く”という当たり前の固定観念を変えていく必要があると感じた」、「前提として当たり前ととらえている事柄の背後に、誤解や偏見が数多く潜んでいることに気づかされた」など、多くの意見があり、このシンポジウムを通じて働き方、生き方を見直すきっかけになったことが伺えました。
報告書はこちら
平成30年度習志野市男女共同参画週間事業シンポジウム報告書(PDF:1,142KB)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
このページは男女共同参画センターが担当しています。
所在地:〒275-0016 千葉県習志野市津田沼5丁目12番12号(サンロード津田沼5階)
電話:047-453-9307 FAX:047-453-9327
