インターネット通販、契約の前にチェックしてほしいこと

インターネットでブランド物の財布を注文し、代金1万5千円をクレジットカードで支払ったところ、違うブランドのニセモノと思われるものが届いた。解約したいと販売店に何度もメールを送ったが返信が来ない。検索したところ掲示板に悪評が書かれていた。どうしたらよいか。

 注文の際の商品の画面、注文内容が記載された画面は証拠になりますので、注文時に印刷をするか画像を写真に撮るなどして保存しましょう。販売店と連絡がつかない場合、クレジットカード会社にまず連絡をし、消費生活センターにも相談しましょう。

このようなトラブルを避けるために、「次へ」ボタンで注文を進める前にちょっと待って！次の点をチェックし、冷静に判断しましょう。

1. 店の所在地は実在しますか？ネット等の地図アプリの画像で当該地の状況を確認しましょう。更地や存在しない地名、ありえない丁目・番地の可能性もあります。
2. 連絡先に電話番号が書かれていますか？通じますか？電話番号の記載がなく、メールアドレスのみの場合は要注意です。注文前に電話するのも方法です。住所、連絡先はホームページ内の会社概要や特定商取引法による表記を見ましょう。
3. 一般に流通している商品と同程度の価格より大幅に安い金額で販売されていませんか？あちこちのサイトで売り切れ、販売終了の商品が入手できると書かれている場合は注意しましょう。ブランド名や品番と【激安】等の言葉での商品検索は危険です。
4. 返品条件、利用規約は確認しましたか？サイズ違いなど購入後にトラブルに遭うこともあるため、注文前に必ず確認しましょう。
5. 支払方法が限定されていませんか？クレジットカードが利用できず、支払方法が銀行振込のみ、個人名口座あての場合は十分に注意しましょう。
6. 画面上に不自然な日本語表現はありませんか？もう一度、読み直してみましょう。

届いたものがニセモノであった場合など、購入する際に入力した個人情報が流出し、別の犯罪に巻き込まれる可能性もあります。おかしいと気づいたら消費生活センターに相談しましょう。

消費生活センター 451-6999