平成27年2月定例記者会見

2月17日（火曜）午後1時30分〜午後3時00分

仮庁舎3階大会議室

1. 平成27年度予算案について
2. 平成27年習志野市議会第1回定例会について
3. 「ならしの学校音楽祭2015」について

 皆さん、こんにちは。
 ただ今から、平成27年2月の定例記者会見を始めさせていただきます。

 立春も過ぎ、暦の上では春を迎えました。
 2月6日にはモリシアホールで市政功労者表彰式が行われ市政にご尽力いただいた32名の方々が表彰されました。
 この表彰は、市政の発展、市民の福祉の増進に顕著な功績又は模範として推奨に値する功績のあった方々を表彰する、本市で最も権威のある表彰でございます。
 表彰された皆様、誠におめでとうございます。
 今後も本市政にご協力をお願いいたします。

 高校生も活躍しておりまして、今年の春高バレーで活躍した習志野高校男子バレーボール部が千葉県高等学校新人バレーボール大会で6年連続26回目の優勝を果たすという快挙を成し遂げました。
 ちなみに調べてみましたところ、習志野高校男子バレーボール部は、県内の公式戦では平成22年の春高バレー予選から負けなしの88連勝ということでありまして、まさに千葉県下最強の高校生チームであります。
 この1、2年生で構成された新しいチームでも優勝を勝ち取り、連勝街道を突き進む、まさに次世代の習志野高校を象徴する活躍に、61年目を踏み出した習志野市の姿を重ねずにはいられません。
 私といたしましても、習志野市の未来のために、子ども達の活躍に負けないよう本市の舵取りを行ってまいります。
 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 まもなく、単独の空襲による死傷者・行方不明者等犠牲者数は世界史上最大であったとされる東京大空襲があった3月10日、そして未曽有の被害をもたらした東日本大震災が発生した3月11日を迎えようとしております。
 習志野市では毎年、地震の発生した午後2時46分に防災行政用無線によりまして市民に呼びかけております。そして、1分間の黙とうを捧げております。
 本市の状況といたしましては、液状化被害のあった地域の下水道整備を完了したところでございまして、残すところ道路復旧のみとなりました。一日も早く完全復旧ができるよう引き続き取り組んでまいります。
皆様のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 徐々に春の陽気を感じられる日が増えてきているとはいえいまだ、寒さの厳しい日が続いております。
 現在のところ昨年のような降雪や、それに伴う被害は発生しておりませんが、今後も十分な注意が必要です。
 本市では、降雪による帰宅困難者が発生した場合に備え、鉄道事業者、大学、ホテル、大型店、商店会、近隣自治体などで構成する帰宅困難者等対策協議会におきまして去る2月4日に「帰宅困難者対応 図上訓練」を実施いたしました。
 市民の皆様におかれましても降雪の際には外出はなるべく控え、十分お気を付けください。

 それでは、内容に入らせていただきます。
 はじめに、平成27年度予算案の概要をご説明させていただきます。

 平成27年度の一般会計予算額は、平成26年度と比較して2パーセント、11億3千万円の増加、当初予算ベースでは、過去最大の562億6千万円でございます。

 特別会計につきましては、国民健康保険特別会計が、167億7,618万5千円、公共下水道事業特別会計が、76億294万7千円、介護保険特別会計が、95億3,664万2千円、後期高齢者医療特別会計が、16億5,335万9千円となっております。

 また、公営企業会計につきましては、ガス事業会計が、109億3,010万円、水道事業会計が、28億5,890万円でございます。
 習志野市のすべての会計を合わせますと、平成26年度に引き続き1千億円を超える予算規模となっております。

 一般会計予算案の概要を申し上げます。
 なお、金額につきましては、四捨五入して1千万円単位とさせていただきます。
 まず、歳入のうち主なものを申し上げますと、根幹となる市税収入につきましては、前年度と比較して、4億1千万円増の259億4千万円、地方消費税交付金は、消費税率の引き上げの影響で9億2千万円増の25億9千万円、普通交付税は6億3千万円減の17億円、臨時財政対策債は5億3千万円減の18億円を計上いたしております。
 このほか、財政調整基金からの繰入金を15億円、公共施設等再生整備基金からの繰入金を8億7千万円とすることなどによりまして、財源の確保を図りました。
一方、歳出のうち主なものを申し上げますと、扶助費につきましては、生活保護費や児童手当、障害者総合支援法に基づく給付などで、107億7千万円、普通建設事業費は、芝園清掃工場老朽化対策や新庁舎建設、小中学校の大規模改造などで、76億6千万円、また、災害復旧事業費としては、道路の災害復旧で、19億5千万円を計上いたしました。

 以上、概要をご説明いたしましたが、平成27年度予算は、本市が目指す将来都市像であります「未来のために～みんながやさしさでつながるまち～習志野」を実現するため、「健康なまち」、「快適なまち」、「心豊かなまち」の3つの目標を掲げ、またこれらの目標を支える自立的な都市経営の推進を視野に入れまして、“やさしさでつなぐ未来創生予算”として編成したものであります。

 続きまして、平成27年習志野市議会第1回定例会（3月議会）のお知らせでございます。
 今議会は、2月20日 金曜日から3月19日 木曜日まで、28日間の会期で開催されます。
 提出議案といたしましては、新年度当初予算7件、平成26年度補正予算が2件、新規制定条例1件、一部改正条例が11件、市道の路線認定が1件、合計22件の議案を上程いたします。
 なお、この間、一般質問を3月2日 月曜日から 6日 金曜日の5日間で予定しておりまして、新年度予算を審議する予算委員会につきましては、一般会計予算特別委員会が、3月11日 水曜日から13日 金曜日までの3日間、特別会計予算特別委員会が、3月11日 水曜日及び12日 木曜日の2日間を予定しております。
 日程についての詳細は、議会事務局までお問い合わせください。
なお、市議会の映像につきましては、市ホームページから、生放送および録画放送の両方がご覧いただけます。
 あわせて、ケーブルテレビでも、録画放送をご覧いただけます。
 詳しくは、ジェイコム船橋習志野のホームページなどをご覧ください。

 最後になりますが、3月8日 日曜日、12時30分から習志野文化ホールで行われます「ならしの学校音楽祭2015」についてご案内いたします。

 「ならしの学校音楽祭」の本年度のテーマは、「翔（ショウ）」であります。
 「翔（ショウ）」は、漢字で表しますと羊へんに羽(はね)と書きます。
 まさにひつじ年にちなみ、ひつじ年に音楽のまち習志野が子ども達の夢と希望をもってはばたいてほしいといった願いを表しております。

 本音楽祭は、2001年（平成13年）から、その1年間で、全国・関東大会出場と県大会で上位の成績を収めた小・中・高校の演奏を披露しております。
本年度も習志野市の多くの学校が、全国・関東・県の音楽コンクールにおいて、輝かしい成績を収めております。
 特に毎年、大阪城ホールで開催されております全日本小学校バンドフェスティバル及び全日本マーチングコンテストには、本市の大久保小学校、第二中学校、そして習志野高校が4度目のトリプル出場を果たしました。
 あわせて市内12校もの小・中・高校が、管弦楽・吹奏楽・合唱・アンサンブルと様々な分野で素晴らしい賞を受賞し、その演奏を披露いたします。
 また、今年で13回目となります「小中学校管楽器講座」を受講しております小学6年生の児童と、指導している習志野高校吹奏楽部の生徒によりますフェスティバルバンドの演奏も行われます。
 音楽会の最後は、恒例となりました合唱・合奏全参加者によります感動的なグランドフィナーレであります。
 まさに「音楽のまち習志野」の演奏会でありまして、毎年、約1,500席のホールが満席となります。入場は無料でございます。
 3月8日 日曜日、12時30分から習志野文化ホールで行われます「ならしの学校音楽祭2015～翔～」、夢と希望を奏でる演奏会、皆さまのご来場を心からお待ちしております。

 以上、私からの説明とさせていただきます。