平成26年2月定例記者会見

更新日:2022年09月29日

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平成26年2月定例記者会見について

日時

2月13日(木曜)午前10時〜午前11時30分

場所

仮庁舎3階大会議室

市長あいさつ

 皆さん、こんにちは。ただ今より、平成26年2月の定例記者会見を始めさせていただきます。
 立春も過ぎ、暦の上では春を迎えましたが、先日8日から9日未明までに降り続いた大雪では、千葉県内でも観測史上最高の積雪量を記録し、鉄道の運休をはじめ交通網が大混乱する中、停電や交通事故等も多数発生しました。市内では、転倒事故等が22件ありました。被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げます。 その後数日を経過しておりますが、残雪によって朝晩路面が凍結しているところもあると思いますので、引き続きご注意ください。
 まもなく、未曾有の被害をもたらした東日本大震災の日から3年が経とうとしています。本市も被災地として、特に液状化で被害の大きかった国道14号以南の秋津、香澄、袖ケ浦、谷津地区等の下水道や道路の災害復旧に努めてまいりました。今後も一日も早く完全復旧ができるよう、引き続き取り組んでまいります。
 また、これまで全市を挙げて見直しを進めてきた地域防災計画につきましては本日、2月13日の午後に開催いたします「習志野市防災会議」における審議、承認を経て見直し作業を完了させ、今後、今月末に市民の皆様に対し本市ホームページで公表するとともに、3月末までには計画書として関係機関等に配布していく予定であります。4月1日からは、新たな計画に基づいた運用を開始し、更なる安全で安心なまちづくりを推進してまいります。市民の皆様のご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 最後に、一つ市民の皆様にうれしいご報告をいたします。現在、ロシアのソチにて冬季オリンピックが開催されております。日々、日本選手の活躍が報道されているところですが、来月3月7日からは、パラリンピックが開催されます。近年、オリンピックだけでなく、パラリンピックにおける日本選手の活躍は、日本国民の大きな感動を呼んでいます。このような中、習志野市在住の田中佳子たなかよしこさんがアルペンスキーのチェアスキー競技大会で前々回のイタリアトリノ大会、前回のカナダバンクーバー大会に続き3大会連続出場されるという発表がありました。ジャイアントスラロームに出場予定だそうです。私も、一生懸命応援をいたしますので、皆さんも、田中選手の活躍にご期待ください。

平成26年度予算案について

 それでは、内容に入らせていただきます。まずはじめに、平成26年度予算案の概要をご説明いたします。
 平成26年度は、市制施行60周年を迎えるとともに、新たな基本構想・基本計画がスタートする年であります。平成26年度の一般会計予算額は、25年度と比較して6.4パーセント、33億1千万円の増加、当初予算ベースでは、過去最大の551億3千万円となりました。また、特別会計については、国民健康保険特別会計が149億7,582万円、公共下水道事業特別会計が73億3,046万4千円、介護保険特別会計が96億8,925万4千円、後期高齢者医療特別会計が15億6,971万2千円となっております。また、公営企業会計では、167億2,110万円となりました。
 このうち一般会計予算案の概要を申し上げます。なお、金額については、四捨五入して1千万円単位とさせていただきます。まず、歳入では、その根幹となる市税収入は主に個人市民税の伸びなどから、前年度と比較して8億1千万円増の255億2千万円、地方消費税交付金は消費税率の引き上げの影響により、3億3千万円増の16億7千万円、この税収増収に伴いまして普通交付税は3億7千万円減の23億3千万円、臨時財政対策債は2億7千万円減の23億3千万円として計上いたしました。このほか、財政調整基金からの繰入金を前年度同額の17億円、公共施設等再生整備基金からの繰入金を13億円とすることなどにより、財源の確保を図っております。
 一方歳出では、芝園清掃工場の老朽化対策事業や学校施設等公共施設の耐震化事業などにより、普通建設事業費が、14億6千万円の増加、障害者総合支援法に基づく給付事業や生活保護費などにより、扶助費が4億6千万円の増加となりました。また、消費税率の引き上げに際し、低所得者や子育て世帯に与える影響を鑑み、暫定的・臨時的な措置として実施する、臨時福祉給付金給付事業や子育て世帯臨時特例給付金給付事業などにより、補助費等が、7億9千万円の増加となりました。その他、新庁舎建設事業について、平成29年9月の供用開始に向け、債務負担行為として限度額110億円の予算を設定いたしました。
 以上、平成26年度予算は、4月から始まる今後12年間を計画期間とする新たな基本構想の目指す将来都市像「未来のために~みんながやさしさでつながるまち~習志野」を実現するために設定した「健康なまち」、「快適なまち」、「心豊かなまち」の3つの目標達成に向けた初年度として、併せて、これらの目標を下支えする自立的な都市経営を推進していく上で不可欠な、高度経済成長期に整備した公共施設の老朽化対策、改築、改修や耐震対策などに取り組む“未来へつなぐまちづくり再生予算”として編成したものであります。

平成26年習志野市議会第1回定例会について

 次に平成26年習志野市議会第1回定例会(3月議会)のお知らせです。今議会は、2月18日(火曜)から3月24日(月曜)まで、35日間の会期で開催されます。提出議案といたしましては、新年度当初予算7件、平成25年度補正予算が2件、新規制定条例1件、一部改正条例が8件、市営住宅に係る訴訟案件が3件、監査委員の選任に係る人事案件が1件、市道の路線認定が1件、計23件の議案を上程いたします。なお、この間、一般質問を2月27日(木曜)及び28日(金曜)、並びに3月3日(月曜)から6日(木曜)の6日間を予定しております。
 また、新年度予算案の審議については、11日(火曜)から14日(金曜)まで4日間を予定しています。日程についての詳細は、議会事務局までお問い合わせください。なお、委員会を除く市議会の映像は、市ホームページから、生放送および録画放送の両方がご覧いただけます。併せてJCN船橋習志野のコミュニティチャンネルでも録画放送をご覧いただけます。詳しくは、JCN船橋習志野のホームページをご覧ください。

消防署の名称と管轄区域の変更について

 続きまして、建替え工事が完了し、3月1日から開所します中央消防署実籾分遣所についてご説明します。
 本市の東部地域にあります実籾分遣所は、昭和40年に建築され、築48年が経過し老朽化していたことから、平成24年から建て替え工事に着手し、昨年12月に完了いたしました。3月1日(土曜)からは新しい実籾分遣所として開所いたします。実籾分遣所は、敷地面積1千964.94平方メートルで新しい建物は、鉄筋コンクリート造2階建て従前の建物の3倍を超える広さとなっております。なお、実籾分遣所は、4月1日(火曜)から「東消防署」と名称を改め、現在の南消防署に配置しているはしご車及び救助車を東消防署に配置替えして、中央消防署との消防力の均等化を図ります。また、同日からは新たに市内を2署3出張所体制とし、中央消防署と東消防署、両消防署の管轄区域を変更するとともに、南消防署が中央消防署秋津出張所と名称変更となります。
 新たな消防体制の下、市民の皆様の安心・安全により一層、全力を尽くしてまいります。詳細については、消防本部総務課までお問い合わせください。

習志野市制施行60周年「ならしの音楽祭’14」について

 最後になりますが、3月9日(日曜)、12時30分より習志野文化ホールで行われます習志野市制施行60周年「ならしの学校音楽祭’14」についてご案内いたします。今年度も本市の多くの学校が、全国・関東・千葉県の音楽コンクールにおきまして輝かしい成績を収めました。こども音楽コンクール全国大会で事実上の日本一である文部科学大臣奨励賞を受賞した谷津小学校、日本学校合奏コンクール全国大会で金賞を受賞した第一中学校、全日本吹奏楽コンクール全国大会で金賞を受賞した習志野高等学校をはじめ、市内14校もの小・中・高等学校が、管弦楽・吹奏楽・合唱と様々な分野で、すばらしい賞を受賞することができました。
 本年度の「ならしの学校音楽祭」では、「“音楽のまち習志野”から夢と希望を!!」と題しまして、演奏を披露いたします。また、今年で12年目となります「小中学校管楽器講座」の受講生である小学6年生の児童と、その指導をしてきた習志野高等学校吹奏楽部の生徒によるフェスティバルバンドの演奏も行われます。音楽会の最後は、例年大好評の合唱・合奏全参加者による感動的なグランドフィナーレです。まさに「音楽のまち習志野」の演奏会です。毎年、約1,500席のホールが満席となります。入場は無料です。3月9日(日曜)、12時30分から習志野文化ホールで行われます「ならしの学校音楽祭’14」。夢と希望を奏でる演奏会、皆さまのご来場をお待ちしております。以上、私からの説明とさせていただきます。

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