平成25年1月定例記者会見

更新日:2022年09月29日

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平成25年1月定例記者会見について

日時

1月24日(木曜)午後1時30分〜午後2時30分

場所

仮庁舎3階大会議室

市長あいさつ

 皆様こんにちは。本日は、年明けはじめての記者会見となります。
厳しい寒さが続いておりますが、皆様には健やかにお過ごしのことと存じます。

 本年は、市政施行59年目であり、人で言えば還暦直前の一年であります。
 また、現基本構想に基づく後期基本計画の成果を検証し、次の基本構想につなげる重要な一年でもあります。
 現在、本市では、平成25年度の当初予算編成作業を7点の重点事項をはじめとして行っております。
 重点事項の7つを申し上げますと、1点目として、震災からの復興。2点目として、災害対策、災害に強いまちづくり。3点目として、笑顔で健康なまちづくり。4点目として、公共施設の安全及び再生。5点目として、都市基盤整備。6点目として、新庁舎の建設。7点目として、さらに環境に優しいまちづくりです。
 これらの取り組みを中心に、習志野市政を一歩も二歩も前進させていく決意でおります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、このような中で、政府は、1月15日に平成24年度補正予算(第1号)を閣議決定し、1月28日召集予定の通常国会に提出して、2月中旬の成立を目指すとのことであります。
 本市におきましても、国の補正予算を積極的に活用すべく、24年度の3月補正予算の編成に取り組んでおります。
 現時点では、国の補正予算を活用した事業として、道路の維持補修や近隣防災公園の整備、保育所や教育関連施設の耐震対策など、事業数として10事業、総事業費として約6億円、そのうち国からの補助を約3億5千万円程度見込んで試算しております。
 詳細は、来月の記者会見にて、平成25年度の当初予算等の概要と共に皆さんにご説明をさせていただきます。

 次に、すでに報道等で大きく取り上げられております高等学校の体罰問題等につきまして、若干ご報告をいたします。
 改めて千葉県教育委員会から指導の徹底がされたところでございます。
 これを受けまして、市立習志野高等学校を有する本市といたしましても、これまでの相談体制に加え、全ての小学校・中学校・高等学校で、再度、相談窓口の周知を図り、学校生活全般にわたる相談に対応するための「学校生活相談窓口」を設置したところでございます。
 このことにつきましては、1月18日に児童生徒及び保護者に対して文書によりお知らせしたところでございます。

京都府京田辺市との災害時相互応援協定締結について

 それでは、本日の議題に移ります。
 はじめに、京都府京田辺市と災害時相互応援協定を締結することについてご報告いたします。
 本市は、これまでにも千葉県南房総市および山梨県富士吉田市と災害時における相互応援に関する協定を締結しておりますが、同じ災害で同様に被害を受ける可能性がより少ない遠隔自治体との協定を結ぶこととなりました。
 習志野市と京都府京田辺市とは、平成16年度に京田辺市の消防団が習志野市の消防団を視察したことをきっかけとして、消防団同士の交流が続いておりました。
 この度、両市の防災対策を強化させるため、災害時の相互応援について協議を進め、このたびの協定締結に至ったものであります。
 締結市について簡単にご紹介いたしますと、京田辺市は、京都府の南端に位置し、平成9年4月に旧田辺町(まち)の市制施行により誕生した市でございます。
 平成24年4月には、市制施行15周年を迎えたところです。人口は、約6万5千人で本市の約3分の1。面積は約43平方キロメートルで本市の約2倍となっております。
 地図をご覧いただくと京都・大阪・奈良の3都市を結ぶ三角形のほぼ中心に位置し、古くから交通の重要な拠点として栄え、歴史遺産や伝統行事などが数多く残る一方で、近年は大規模な宅地開発や交通網の整備、関西文化学術研究都市の建設などに伴い人口が急増しており、新旧の文化が融合した文化田園都市です。
 市内には同志社大学京田辺キャンパス、同志社女子大学もあり、産業界、教育・研究機関、行政機関そして市民、いわゆる産学官民が連携したまちづくりがすすめられているなど、本市と共通する部分がたくさんあるまちでございます。習志野市は東京から30分でございますけれども、京田辺市も京都駅から約30分の位置ということで、その点も共通しております。
 協定の主な内容としましては、大規模災害発生時においては、職員の派遣、生活必需品や資機材の提供、被災者一時収容施設等の提供、情報発信協力、その他特に要請のあった事項について相互に応援・協力するほか、必要に応じ防災訓練への参加や勉強会の開催など、平常時から地域間の交流に努めることなどを定めております。
 協定の締結にあたりましては、昨年11月21日に京田辺市の石井明三(あけぞう)市長が本市に来訪され、協定に関する最終確認を行いました。そして、このたび、1月29日火曜日に私が京田辺市を訪問し、協定の締結を行います。

「第45回習志野市みんなの消費生活展」の開催について

 続きまして、第45回習志野市みんなの消費生活展についてご案内いたします。
 昨今の経済社会の高度化、多様化が進む中で、私たちの暮らしが豊かになる一方で、悪徳商法や違法契約等により、消費者の適正な権利や利益を侵害するような問題も複雑化、多様化してきており、誰もがその被害にあう可能性が生じている、と言われております。
このような社会の中で、消費生活展は、消費者自身が様々な知識を習得し、自らが考え、責任をもって行動していくことができるよう情報の発信や、情報を共有する場であります。
 今年度は、2月16日土曜日と17日日曜日の両日午前10時から午後4時まで、モリシア津田沼1階センターコート及び2階において開催します。
 今年で45回目になる、習志野市みんなの消費生活展は、私たちが安全・安心で豊かな消費生活を築くことを目的として、消費者として自らの参加により、暮らしの見直し、生活の工夫、正しい知識と情報を提供し、パネル展示、実演等を行うものであります。
 習志野市みんなの消費生活展実行委員会と習志野市が主催で開催いたします。
 今年は、「見直そう!暮らしのヒントがここにある~安全・安心な未来のために~」をテーマとし、東日本大震災から学んだ、今なすべきこと、未来へとつなげるべき活動や、安全安心な環境を確保するために、知っておくべき様々な情報などを発信します。
「食の安全」「防犯、防災」「製品事故」「消費者被害」「環境問題」などに関するパネルを展示し、自らが参加し経験する、暮らしに役立つ実演コーナーなどを設けます。
 自らが消費者であり、その行動が健やかな未来を創ることをぜひ意識してみていただきたいと思います。
 2月16日土曜日と17日日曜日の2日間、午前10時から午後4時まで、モリシア津田沼で開催する「第45回習志野市みんなの消費生活展」ぜひご来場ください。

年明けからの動き

 最後になりますが、皆様に本市の年明けからの動きを若干お知らせさせていただきます。
 習志野市の茜浜を拠点として活動していますアメリカンフットボールチーム、オービックシーガルズが、1月3日東京ドームで行われました日本選手権「第66回ライスボウル」で関西学院大学に21対15で勝利し、社会人代表チームとしては史上初の大会3連覇を達成いたしました。6度目の日本一ということになります。
 この功績を称え、1月17日に本市3人目、今回は団体ということになりますけれども、本市3例目となります「習志野市市民栄誉賞」を授与いたしました。
 また、1月20日には、谷津小学校がこども音楽コンクールで、全国1位にあたる「文部科学大臣奨励賞」を受賞いたしました。
 さらにこれからの動きといたしましては、2月1日には、住居表示や郵便番号も新たになったまち、「奏の杜」がスタートします。
 4月1日、新年度に入りますと、ヘルスプロモーションの考え方を取り入れた、全国初となる「健康なまちづくり条例」が施行されます。
 そして6月には、平成5年にラムサール条約において湿地登録された谷津干潟がラムサール条約登録20周年を迎え、記念行事を予定しております。
 さらに、夏までには東関東自動車道の習志野市域内に「谷津船橋インターチェンジ」が完成することになっており、市民の利便性の向上はもちろんのこと本市を取り巻く流通もますます活性化してくるそんな明るい兆しを感じています。
詳細は、追ってお知らせしてまいりますが、いろいろと期待のできる環境が揃っていると認識しております。従前の課題と共に山積する課題にひとつひとつ取組む一方で、明るい兆しの中でこれからも習志野市が皆様と一緒に飛躍できるよう一生懸命頑張ってまいりたいと、そんな気持ちを持ちまして、本年の誓いとともに私からの会見とさせていただきます。本日はよろしくお願いいたします。

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