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習志野市 未来のために〜みんながやさしさでつながるまち〜習志野
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みかづきと秘密と明治乙女 【8月1日更新】

更新日:2017年8月1日

今回は、習志野市を舞台とした小説をご紹介します。

『みかづき』


 本当に面白い本と出会うことは人生の喜びの一つです。と、こんな大仰(おおぎょう)なはじまりが似つかわしい傑作をご紹介します。

森 絵都(えと)さんの「みかづき」。
 四六版で467頁と辞書にも等しい厚さですが、ページを繰る手が止まらず、読み終えるのが惜しいと思う一冊です。

 昭和36年、習志野市立の小学校用務員の大島吾郎は、魅力的な女性・千明と出会い、学習塾を立ち上げます。時代はベビーブームと好景気。塾は拡大しますが、次々と試練が襲いかかります。塾へのバッシング、津田沼戦争と呼ばれた塾同士の抗争、ゆとり教育……。塾と学校教育の対比の中で浮かび上がる真の教育とは? 


 森絵都さんは児童文学の「リズム」でデビューし、「カラフル」や現在アニメ放送中の「DIVE!!」などで注目を集め、その後直木賞を受賞しました。取材に3年を費やしたという本作は、読みやすい文体なのに骨太の構成。縦軸のテーマは教育ですが、横軸となっているのは家族のストーリー。

 大久保、八千代台、津田沼を舞台に、昭和から平成へ、親子三代をめぐる圧巻の大河小説です。性格が異なる母と娘たちの激突が熱い。登場人物がみんな魅力的です。家族でおでかけする場所が谷津遊園からディズニーランドに代わるなど、昭和の世相が懐かしいです。

『緋紗子さんには、9つの秘密がある』


 5月に刊行された清水晴木(はるき)さんの「緋紗子(ひさこ)さんには、9つの秘密がある」も本市が舞台の小説です。

 高校生・由宇(ゆう)のクラスに転校してきた少女の最初の一言は、「私と誰も仲良くしないでください」。そんな緋紗子さんに次第に惹かれていく由宇は、ある秘密を知ってしまいます……。

 新習志野、さくら広場、茜浜などが登場します。ガール・ミーツ・ガール。友情をテーマに、読後感がすがすがしい素敵な作品です。

うれしいニュースです!

 最後は嬉しいニュースです。本市在住で第三中学校出身の滝沢志郎さんの「明治乙女物語」が第24回松本清張賞に輝きました! 同賞は、横山秀夫氏も輩出した権威ある賞です。

 鹿鳴館時代の高等師範学校を舞台に、二人の女生徒が文部大臣・森有礼主催の舞踏会襲撃事件などに挑む歴史小説です。
 今月7日、文藝春秋より刊行されました。設定が秀逸で大いに気になりますね!


 子どもたちが読書感想文に取り組むかたわらで、本市にちなむ小説に没頭することで暑さを忘れてみてはいかがでしょうか?

(広報習志野7月15日号加筆修正)

まちづくり広報監 月村

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