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コラム2「訓練」について思うこと【7月20日更新】

更新日:2017年7月20日

今、危機管理課においては、9月に行われる総合防災訓練に向けて計画の作成や市民に対する事前説明会の実施等準備が着々と進められています。そこで今日は訓練について私が最近思っていることを述べてみたいと思います。
防災においては、あらゆる事態を想定し計画を策定するとともに、それに基づき、防災訓練を実施して市職員や市民等災害に対応する者の能力(この能力を以下、訓練用語の「練度」と言います。)を向上させておくことが重要です。
訓練に携わる者として、よく「訓練していないことは、できない。」という言葉を耳にします。これは、計画上も「まったく想定していない、あるいは準備していない事態には、対応できない。」と同義であり、「訓練して来なかったことには、対応できない。」という意味の言葉です。訓練の本質、重要性を示す言葉だと言えます。ただし、事細かにすべての事象を訓練しなければならないということではなく、一定の事象を訓練しておけば、応用は利くという側面があります。例えば防災訓練において、大規模震災に対する訓練を実施しておけば、風水害や国民保護事態等にもある程度応用が利くということです。
 また、訓練に携わる者として、よく聞くもう一つの言葉に「できることは訓練しなくてよい。」というものがあります。最近、総合防災訓練の準備を進める中で、市職員や市民の方と話しているとあたかも訓練の場で完璧な行動ができなければならないと誤解されている方が多くいます。そもそも訓練は、実際に事態が起こった際に円滑に行動し得るよう現在「できないこと」を練成して練度を向上する場のことです。もし、訓練する前にそれが完璧にできるのであれば、その訓練は実施する必要がないということです。
  訓練の方式には、訓練内容・時間の区切り方で「課目訓練」と「一連状況の訓練」に区分されます。「課目訓練」とは、実施する訓練内容(課目)ごと区切って実施するものです。「一連状況の訓練」とは、想定した時間経過の中で時間や課目を区切ることなく一連の流れで行うものです。
また、実施の形態で「実動訓練」と「図上訓練」に区分されます。「実動訓練」とは、多くの人や物が実際に動いて実施するものです。「図上訓練」とは、会議室等において地図を広げて市民・市職員や関係機関の駒を動かし指揮機関等を訓練するものです。
さらに、練度を向上すべき主対象により「参加・体験型訓練」と「展示・見学型訓練」に区分されます。「参加・体験型訓練」とは、訓練実施者自らが行動し行動を通じて練度の向上を図るものです。「展示・見学型訓練」とは、教え見せる訓練実施者側が模範演技・行動を展示し、見る側は行動しませんが見ることにより練度を向上させるというものです。
例えば、今回の総合防災訓練をこの訓練の方式・区分で言いますと「一連状況の訓練」であり、市民・市職員の「実動訓練」(災害対策本部と災害医療本部の訓練は、一部「図上訓練」)であり、「参加・体験型訓練」ということになります。「展示・見学型訓練」においては展示する訓練実施者は、訓練の場で完璧に行動することが求められますので、先に述べた訓練に完璧な行動を求める市職員や市民の方は、これと勘違いしたのかも知れません。
最後に練度の維持について述べますと、「練度とは、訓練しなければ徐々に落ちていくもの」です。一度やって出来るようになった訓練内容でも定期的に実施して練度を維持する着意が必要です。
古来、剣道や空手などの武道の鍛錬において、「練習において本当に苦しい中で出した一本(技)は身に付く。」ということが言われます。本当の意味で訓練成果が得られるよう防災訓練に臨んでいきましょう。

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