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コラム1 「自助」、「共助」、「公助」について【6月5日更新】

更新日:2017年6月5日

災害にあたっては、一般的に「自助」、「共助」、「公助」いわゆる三助の組織的効率的な組み合わせにより被害の軽減を図ることができると言われています。「自助」とは、自分自身のことは自分で守るということです。「共助」とは、地域や会社等の団体で共に助け合うということです。「公助」とは、国や県、市等の地方公共団体、行政が援助するということです。これらの概念は、平成7年に発生した阪神淡路大震災以降、注目を浴びるようになりましたが、江戸時代にも同様の考え方が存在しました。江戸中期の人物で第九代米沢藩主に上杉鷹山(ようざん)という人物がいます。上杉鷹山は当時の米沢藩の著しい赤字財政を改革により立て直すとともに天明の大飢饉にも適切に対応し名君と謳われた人物です。彼は藩士に対して「自助」、「互助」、「扶助」という三助を示しました。これは、現在の三助とほぼ同様の考え方でしたが、防災のみならず、藩政の改革、農地の開拓やインフラ整備にも適用させていました。これらの自律と助け合いを吻合させる考え方は、日本人の精神文化にマッチしたものと言えるでしょう。

 さて、現代の防災にあたっての三助ですが、これは、災害発生後の対応だけでなく、日頃から災害に備えるということも忘れてはなりません。「自助」であれば、災害発生時、火の始末をして避難または安全な場所で身を守る姿勢をとるというようなことをしますが、日頃から家具の転倒防止や食料の備蓄に努め避難経路や家族の安否確認要領を確認しておくというようなことです。「共助」であれば、災害発生時、近所の救助活動や消火活動、安否確認、避難誘導や避難所の運営等を行いますが、そのため日頃から高齢者等の要援助者の状況を把握するとともに避難計画を作成し訓練を行う、水・食料等を町会等で備蓄するというようなことです。大規模災害発生時の初動においては、行政等の実施する「公助」には限界があり、「自助」と「共助」が特に重要となります。阪神淡路大震災においては、転倒家屋等から救出された人の8割以上の人が「自助」と「共助」により救出されました。救助隊等の「公助」により救出されたのは、わずか2%でした。また、「公助」には「共助」と「自助」の、「共助」には「自助」の防災意識を啓発して導くという役割もあります。かの上杉鷹山の言葉に「為せば成る為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」という有名な言葉があります。防災においても「共助」や「自助」を成り立たせるべく、自ら積極的にまず行動を起こすことが重要です。

(第1回自主防災組織リーダー研修会における危機管理監挨拶から抜粋)

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