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痛ましい事件が伝えたこと【8月12日更新】

更新日:2016年8月12日

 凄惨で痛ましい事件が起こりました。相模原市の障がい者施設の事件です。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、また、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
 事件の詳細は現在まで様々な報道がされており、今後も捜査の中で明らかになる事実も出てくることでしょうが、個人的にはもう十分です。
 今回の事件は、動機や背景、障がい者が被害にあったことがクローズアップされますが、一人の異常者が多くの無抵抗の人々を殺傷した、かつての池田小学校や秋葉原の事件と本質的には同じではないでしょうか。異常な思考と行動の矛先が、どこに、誰に向けられたかという違いだと私の中では整理しています。
 また、一連のテレビ報道の中で「障がいのある人に対する差別や偏見はあってはなりません」というキャスターやアナウンサーのメッセージがあります。これについても「いまさら何を・・・」という思いと、ことさらに障がい者、障がい者施設などと取り上げてくれるなという思いを抱きます。
 それは、あの到底理解できない容疑者の思考と行動に賛同しかねない者がこの世の中にいるからです。類似の事件が誘発されることが無いよう、あの男の歪んだ思想などを掘り下げるよりも、残忍な犯行の事実のみを見るべきです。
 一方で、あの容疑者に精神異常者というレッテルを貼ることにも抵抗を覚えます。医学的な定義はあるかもしれませんが、治療に取り組み社会復帰を目指して懸命に努力する精神疾患や精神障がいがある人と一緒にしてはなりません。別なのです。結果として偏見を助長しかねない報道もやめていただきたいものです。

 今回の事件報道に対する注文ばかり出していますが、なんとも言えない場面がテレビに映し出されました。
 それは、幸い一命を取り留めた50歳代の入所者の母親が取材に答えていた中、自宅にあった息子さんの最近の写真(昨年の夏祭りの写真?)を記者に見せて「かわいいでしょう」と自慢げに目を細めていた場面です。
 支えあい暮らしてきた家族の姿、親子の絆や深い愛情というとありきたりですが、何かもっと切ないものを感じました。
 また、同じく入所者のご家族が、やまゆり園のような入所施設の重要性を語っている場面がありました。「そりゃ助かるよ。俺も年だし、面倒見たくたってできないことがたくさんある。」というようなことをその方は言ってらっしゃいました。
 障がいがある人、そしてそのご家族も年齢を重ね、互いに支えあって暮らすことが困難になる時期が訪れます。「入所施設は、地域との遮断、隔離であり、増やすべきでない」と言い切ることは、現実を無視した考えであると私は思います。
 それぞれの皆さんが、地域の中で、その状況に応じた支援を受けながら生活できることが第一ですが、障がいがある人が安心して生活でき、ご家族も安心を託すことができる入所施設の重要性を感じた場面でした。
 
 最後に、今回の事件は私にとって「共生社会」という言葉の重みを改めて考えさせるものであり、「目指すべき明るい社会」という概念だけでは捉えきれない、ネガティブな側面にも目を向けざるを得ないものとなりました。

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