No.109 平成20年9月1日号 市史を食べよう3

更新日:2022年09月29日

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市史を食べよう ドイツ捕虜編3

食に歴史あり。習志野の歴史の中でどんなものが食べられてきたのか、レシピを調べて歴史を“食べて”みることも、実に興味深いものです。
今回は、大正時代のドイツ捕虜が収容所で食べていた料理を紹介するシリーズの第3弾。パンケーキをご紹介します。
パンケーキとはホットケーキのことですが、サラダ菜が添えられていることから、ここではジャガ芋のパンケーキのことを意味していると考えられます。
ソーセージなどをあわせて、朝食にいかがでしょうか。
(注意)習志野市国際交流協会の皆さんのご協力で、当時のレシピの料理を再現していただきました。

お皿にパンケーキやキャベツ、トマトが盛りつけられた写真

パンケーキとサラダ菜

パンケーキ

  • 材料・分量(4人前)
    • ジャガ芋…大6個
    • 玉ねぎ… 1/2 個
    • 卵… 小2 個
    • 塩・黒こしょう…適量
    • ナツメグ… 適量
    • 小麦粉…大さじ2
    • イタリアンパセリ、タイム……適量
    • サラダ油… 少々
  • 調理方法
    1.  ジャガ芋はすりおろし、ボウルを受けたザルに入れて、水分を切ってしばらく置きます。しばらくするとでんぷんと水が分離してくるので、水分は捨てます。
    2.  玉ねぎもすりおろします。
    3.  ボウルに1.、2.と卵、塩、黒こしょう、ナツメグ、小麦粉を入れ、混ぜ合わせます。
    4.  フライパンを熱し、サラダ油を薄くひいて、3.を直径10センチメートル程度の丸形になるよう薄く
    5. 伸ばし、イタリアンパセリやタイムを別々にちぎってのせたら、中火弱~弱火で両面きつね色に焼き、器に盛ります。

 こうしたドイツ料理が習志野の地で毎日盛んに作られ、1,000人のドイツ兵のおなかを満足させていた─習志野の歴史には、そんな1ページが埋もれているのです。あなたも、歴史の中から「味の発掘」をしてみませんか。

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