No.108 平成20年8月1日号 市史を食べよう2

更新日:2022年09月29日

ページID : 5298

市史を食べよう ドイツ捕虜編2

食に歴史あり。
習志野の歴史の中でどんなものが食べられてきたのか、レシピを調べて歴史を“食べて”みることも、実に興味深いものです。
今回は、大正時代のドイツ捕虜が収容所で食べていた料理を紹介するシリーズの第2弾。
煮込み料理“グーラッシュ”をご紹介します。
(注意)習志野市国際交流協会の皆さんのご協力で、当時のレシピの料理を再現していただきました。

角切り牛肉や玉ねぎ、トマトなどで煮込んだ料理(グーラッシュ)が白いお皿に盛られた写真

グーラッシュ

グーラッシュ

  • 材料・分量(4人前)
    • 角切り牛肉(カレー・シチュー用)…500グラム
    • 玉ねぎ…1
    • ホールトマト…1(実だけ使う)
    • パプリカパウダー…適量
    • バター…20グラム
    • 固形ブイヨン…1
    • 水…1,000ミリリットル
    • 生クリーム…160ミリリットル
    • レモン汁…小さじ1
    • 塩・黒こしょう…適量
    • パセリ…適量
  • 調理方法
    1.  牛肉に、塩・黒こしょう・パプリカパウダーをふり、全体にもみ込んでなじませます。
    2.  玉ねぎはスライスにします。
    3.  鍋を熱してバターを溶かし、1.の表面を強火弱で焼き、取り出します。
    4.  3.を入れて軽く塩をし、中火でいためます。透明感が出てきたら、ホールトマトをつぶして入れ、水・固形ブイヨンを入れて3.を戻します。
    5.  強火にして沸騰したらアクを取り、中火弱にしてふたをし、30分ほど煮込みます。生クリーム・レモン汁を順に入れて混ぜ、弱火でさらに5~10分煮込みます。塩・黒こしょうで味を調えて器に盛り、刻んだパセリを散らせば出来上がり。

 こうしたドイツ料理が習志野の地で毎日盛んに作られ、1,000人のドイツ兵のおなかを満足させていた─習志野の歴史には、そんな1ページが埋もれているのです。あなたも、歴史の中から「味の発掘」をしてみませんか。

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